出産祝いをあげないのは失礼?兄弟や友達のケースで考える

友人や知人に子供が生まれた場合に贈るのが出産祝いです。

友達や同僚など、親しかったりお世話になっている他人に子供が生まれたら贈るのは常識ですが、それが兄や姉、弟や妹、それほど親しくない友達の場合はどうなるのでしょうか。

■兄弟の場合

兄弟に出産祝いをあげるかあげないか、これは環境や家庭によるので一概にどちらが正しいとは言えません。

近場に住んでいる、成人している、働いている、仲良く付き合いがある等の理由の他にも家庭の方針や育ち方もあるでしょう。

例えば独身者なら贈らなくてもいいと考える人もいれば、働いているのなら独身でも贈るべきと考える人もいます。

はたまた、そういうやりとりは煩わしいので既婚同士でも贈り合わないという家庭もあります。

そのため、自分の考えが正しいのだと相手に押し付けるのはよくありません。

ただし、兄弟間でお互いの意思が共通していれば大きな問題にはなりませんが、間違っていた場合には険悪になる可能性もあるので注意すべき点です。

■友達の場合

友達の場合は親しさによって贈るべきかどうか迷うこともあるでしょう。

あまり親しくない場合、直接連絡を受け入てないのなら贈る必要はないですが、近く会う機会があるのならもちろん用意しておくべきです。

また、数人の友達と合同で贈るというケースも少なくはありません。

親しいのなら当然一人でも贈るべきすが、グループ付き合いをしているのなら親しい友達と合同で贈ることもあります。

付き合いの深さや状況にもよるので、こちらも一概にどうしたらいいとは言えることではありません。

さて、そうはいっても贈るか贈らないか迷ったのなら、贈っておくほうが無難です。

贈られて嫌な気持ちになられることは基本的にはありませんし、自分もすっきりするでしょう。

本来なら、祝いたいという気持ちで贈るべきものですが、それも人付き合いや親戚付き合いの範疇なので、深く考えず義務として行っても仕方がないことです。

■出産祝いを贈る際のマナー

いずれにしても出産祝いを贈る際はマナーを持って贈りましょう。

出産祝いを渡すタイミングは、お母さんや赤ちゃんの体調に合わせることが大切です。

お見舞いに来てと誘われない限りは病院まで行くのはおすすめできませんし、自宅に伺う場合も産後2~3週間経過してからにしましょう。

この際、付き合いや親しさにもよりますが、男性や子供は連れて行かないのがマナーです。

一般的には生後7日~1か月以内に贈るべきとされていますが、産後は実家で療養されるお母さんが多いので、あまりこだわらなくても構いません。

生後半年以内なら許容範囲なので、半年内なら出産祝いとして贈りましょう。

ただ、生後1年を経過したら出産祝いでは違和感があるので、誕生日祝いやなど通常の贈り物として贈るのが無難です。

■相場について

相場は相手によって変わります。

兄弟の場合は、独身者なら20代で5千円、30代以降で1万円、既婚者なら3万円が相場です。

独身者でも稼ぎが多かったり、よほど仲のよい兄弟に贈るなら1万円以上ということもあります。

また、兄や姉の場合は弟や妹よりも多めに贈ることもあるようですが、この辺は兄弟の考え方にもよります。

友達の場合は、親しいのなら5千円、親しくないのなら3千円が相場です。

相手に気を使わせてもいけないので、付き合いの程度や稼ぎに関わらず相場を目安にしたほうがいいでしょう。

一人当たりの金額は少なくても、グループで贈れば金額が大きくなるので良いものを贈れることもあります。

双子の場合は一人ずつに対して贈り、二人目の出産の時も同じ相場になります。

■何が欲しいか前もって聞くのがベスト

親しければ事前に何が欲しいか聞くのが一番です。

聞けない場合は、よだれかけやオムツなどの実用的なものが喜ばれます。

万が一、他のお祝いと被っても問題がないという点でも実用的かつ消耗品が安心です。

また、自分で使い道を選んでもらえる現金や商品券なら一番喜んでもらえる贈りものになります。

一般的にはベビー向けに用意しますが、あえてお産を頑張ったママ用に用意するという方もいます。

その場合は美容グッズ、ノンカフェインのお菓子やお茶、育児グッズなどが人気です。

■貰って困るお祝いというものを知っておく

逆に貰って困るお祝いには、

  • サイズが小さいベビー服
  • 好みが合わないもの
  • 高価すぎるもの
  • 相談なく送られる大型グッズ

などがあります。

また、マナーでは、セットで贈る場合は割り切れない数(奇数)のものや、4(死)や9(苦)は避けるべきと考えられています。

兄弟や友達になら畏まって熨斗を付けなくても構いません。

お祝いにはお返しがありますが、親しければ「お返しはいらない」と事前に言っておくのが良いでしょう。

お返しはしなくてもお互いにお祝いを贈り合えばマナー違反ということはありません。

ただ、相手に中々お祝いを渡す機会がない場合は折を見てプレゼントを贈ることも考えましょう。

お祝いは今後の付き合いを左右するものなので、贈るべきか、何を贈るか、金額はなどをよく考えて検討してください。